〔002〕観音山 (245m)

兵庫県新温泉町

2013年09月22


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山頂の展望が悪くなってがっかり
山頂から見る青い海、山陰の荒々しい海岸を見たかったのであるが、樹木の生長に阻まれ、薄曇りの悪い天気に期待は裏切られた。樹木を伐採しておいてよ。
この山だけでは終れない
帰りの駄賃だが、駄賃の方が大きな山である御祓山へ8年振りに登ることにする。
この山も兵庫100山二順目の山なのだ。
標高差:245m
Road Map :浜坂のどこからでも眺めることが出来る低山。参道入口の相応峰寺には広い駐車場あり。
Route Map:相応峰寺の参道から登り、北の尾根道を下る。
兵庫100山  標高が標高差と同じ山。
周回時間:1時間32分(休憩時間5分含む)
登り:37分
下り:34分散策道歩き:16分
今年(2013年)の6月に四つ目の山として登る予定であったが、三成山で時間が取られてしまい、夜の8時を廻ってしまい、ナイトハイクをするにも遅過ぎるの断念した。今回は兵庫100山の二順目の一環。
かんのんさん
清富橋付近から見た”観音山’の全容。前回は下山路の登山口が見付からず、周回が出来なかったが今日は周回を果たしたい。
8時15分に”相応峰寺”の横から参道を歩き始める。
前回と同じく”相応峰寺”の広い駐車場に車を停める。参拝者以外の駐車禁止とは書いていないのでおおらかなお寺だ。
石仏が立並ぶ参道。
参道は荒れ気味ではあるが、広く緩やかな登りなので歩き易い。
唯一、登山道らしい荒々しい道。
総じて展望がない参道であるが、ここの右からは少し展望が得られた。
28分にて山門である”仁王門”に着く。”仁王門”からは登りが終わり水平道となる。
控えめであるが、丁目表示も順番に立っていた。
吊り鐘”を過ぎると十丁目の展望所に出る。
”仁王門”から直ぐの所に”作善上人の墓”への分岐となるが、前回、何も無いことを家訓しているおで、今回は寄らず。
十丁目”展望所”から見た岸田川対岸の山々、著名な山は見当たらない。右のポールには説明書きがあり、「節句には日本一のこいのぼりが揚がります」とある。何が日本一なのか?
33分にて”圓通殿”に着く。興味が無いので通り過ぎるだけ。
お祭りの様な旗の沢山揚がっている道となる。似合わない光景だ。
観音堂の裏側から登山道となり、少し登ると山頂に出る。
37分にて”観音山”(245m)に着く。早速、下山路を探すが、山頂には下山口はなかった。
前回、訪れたのは4年前であるが、その時より樹木が茂り、展望的は悪くなっている。前回、浜坂海水浴場の砂浜が見えたのに、今回は見えない。
北側の展望も樹木の生長のせいで、殆んど見えなくなってしまっている。天気の悪さ、展望の悪さからさっさと下山する。
今日は下山路を探すのに時間を掛ける。
この休息ベンチのテーブルの上に立って、やっと上のパノラマなので、樹木が展望を悪くしているのは確かだ。折角の大展望の山頂なので、定期的に散髪をして欲しい。
通るハイカーが少ないのか、クモの巣が多い。登山道は立派であるが、期待した日本海側の展望が得られない。
観音堂まで下ると、荷揚げ用のモノレールのレールが走っており、それを越えると下山口があった。登山口の標識はまったく無しで、無意識ならこの下山口は判らない。
参道側よりは随分とハイキング気分にはなれる。この生い茂る樹木で展望がほとんどないのが悔やまれる。
下るに従い、少しだが展望が得られる様になってきた。
低山ではあるが、この登山道は立派。
終始、こんな展望が得られるものと期待したのだが・・・
下山、34分にて岸田川の河原に降り立つ。ここは河口であり、海抜ゼロmまで下ったことになる。
岸田川側の展望。薄曇で夕刻の様な天気。
浜坂海水浴場の砂浜が見えたが、薄曇で日本海の景色が冴えない。手前は岸田川の河口。
下山後は岸田川の河原を歩いて行く。増水したら帰れなくなるかも。
朝に確認しておいた無料の広い駐車場。白馬公園の入口でもある。
河原歩きから小さな神社のある鳥居前に飛び出す。
海水を引き込んだ”白馬公園”は散策するだけでも楽しそう。
”白馬公園”の遊歩道を”相応峰寺”駐車場まで歩いて行く。遊歩道は駐車場まで続いていた。
浜坂から見た”三成山”(536m)の優性とも言えない山容。こんな山でも山頂を究めるにはしんどいのだ。